「なんとなく選んで、なんとなく使っている」──そんな化粧水、実はあなたの肌に合っていないかもしれません。化粧水はスキンケアの基本。正しく選んで、正しく使うことで、肌の調子は大きく変わります。今回は、自分に合った化粧水の選び方と、効果的な使い方についてご紹介します。
■ 肌質別・化粧水の選び方
1. 乾燥肌
乾燥肌の人は、水分をしっかり補給し、蒸発を防ぐ成分を含んだ化粧水を選びましょう。
ヒアルロン酸・セラミド・グリセリンなどの保湿成分が入ったものがおすすめです。
とろみのあるタイプは浸透力が高く、肌に潤いを与えてくれます。
2. 脂性肌(オイリー肌)
皮脂の分泌が多い脂性肌の方は、「さっぱりタイプ」や「ノンオイル」処方の化粧水を選ぶとよいでしょう。
ビタミンC誘導体配合のものは、皮脂のバランスを整えるのに役立ちます。
3. 敏感肌
刺激の少ない「アルコールフリー」「無香料」「無着色」の化粧水を選びましょう。
アラントインやグリチルリチン酸などの抗炎症成分が入っているものもおすすめです。
4. 混合肌
部分的に乾燥と脂っぽさが混在する混合肌は、「バランスケア」タイプの化粧水を選ぶと失敗しにくいです。
朝はさっぱりタイプ、夜はしっとりタイプなど、時間帯で使い分けるのも効果的です。
■ 化粧水の正しい使い方
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洗顔後すぐに
洗顔後の肌は水分が蒸発しやすい状態。1分以内に化粧水をつけるのが理想です。
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適量を守る
たくさん使えばいいというものではありません。商品に記載された適量(500円玉大が目安)を守りましょう。
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ハンドプレスが効果的
コットンよりも手でやさしく包み込む「ハンドプレス」が推奨されることも多いです。手の温度で化粧水の浸透が高まります。
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重ねづけもアリ
乾燥がひどい部分は、1度塗ってからさらにもう1度、重ねづけするのも効果的です。
■ 毎日のスキンケアに+αを
化粧水の後は、乳液や美容液、クリームでしっかり蓋をしましょう。特に美容液には保湿・美白・エイジングケアなどさまざまな種類があり、肌悩みに応じて使い分けるとより効果的です。
■ まとめ
化粧水は「ただつけるもの」ではなく、「自分の肌に合ったものを選び、正しく使う」ことが大切です。
毎日の積み重ねが、未来の肌をつくります。自分に合ったスキンケアを見つけて、もっと肌に自信を持ちましょう。