「1日中パソコンの前に座りっぱなしで、肩がガチガチ…」
そんな悩みを抱える在宅ワーカーが増えています。肩こりは、放っておくと頭痛や集中力低下にもつながるため、早めのケアが大切です。今回は、毎日5分でできる肩こり改善ストレッチと、日常生活で意識したいポイントをご紹介します。
■ 肩こりの原因とは?
肩こりの多くは、筋肉の「緊張」によるものです。
とくにデスクワークでは、以下のような原因が重なって肩こりを引き起こします。
-
長時間同じ姿勢をとり続ける
-
猫背や前かがみの姿勢が続く
-
肩をすくめるような姿勢(寒さ・緊張)
-
運動不足や血行不良
在宅ワークでは、会社よりも椅子や机の高さが合っていなかったり、運動機会が減ったりするため、肩こりが悪化しやすい傾向にあります。
■ 毎日5分!簡単ストレッチ3選
① 肩回しストレッチ
【やり方】
-
背筋を伸ばして椅子に座る
-
両肩を耳に近づけるようにグッと上げる
-
後ろに回すように大きく5回ゆっくり回す
-
次に前回しも5回繰り返す
▶ 血流が促進され、肩周辺のこわばりがほぐれます。
② 胸開きストレッチ
【やり方】
-
両手を背中の後ろで組む
-
胸をグッと開くようにして、肩甲骨を寄せる
-
そのまま10秒キープ(呼吸は止めずに)
▶ 前かがみの姿勢で縮こまった胸を開くことで、肩周辺の姿勢が改善します。
③ 首まわしストレッチ
【やり方】
-
首をゆっくりと右回り、左回りに3回ずつ回す
-
次に首を前・後ろ・左右に倒し、それぞれ10秒キープ
▶ 首から肩にかけての筋肉の緊張をゆるめます。
■ 肩こり予防に心がけたい生活習慣
ストレッチに加えて、以下の習慣も肩こり予防に効果的です。
-
1時間に1回は立ち上がって軽く伸びる
-
スマホ・PCの画面は目線の高さに
-
肩に力が入っていないか、こまめに意識する
-
湯船につかって血行促進(シャワーだけにしない)
また、マッサージ機やストレッチグッズ(フォームローラーや肩用温熱パッド)を活用するのもおすすめです。
■ まとめ
肩こりは、ちょっとしたストレッチと生活習慣の見直しで大きく改善できます。
「忙しいから」と放置せず、1日5分だけでも体を動かしてみましょう。
快適な在宅ワーク環境は、健康な体から。まずは今日から、肩をくるくる回してみてくださいね。