新生活を始めるうえで、「どんな物件に住むか」はとても重要なポイントです。
初めての一人暮らしでは、家賃や広さだけで判断してしまい、住んでから「こんなはずじゃなかった」と後悔するケースも少なくありません。
今回は、1人暮らし初心者が知っておきたい「失敗しない物件選びのコツ」を5つに絞ってご紹介します。
■ ① 家賃の目安は「手取りの3分の1以下」
生活費を圧迫しないためには、家賃は手取り月収の30%以下が基本です。
たとえば、手取りが18万円の場合、家賃の目安は6万円程度。
これに加えて、管理費や共益費もかかることを忘れずにチェックしましょう。
■ ② 駅からの距離だけで選ばない
「駅近=便利」と思いがちですが、駅からの距離だけにとらわれると失敗します。
大切なのは実際の通勤・通学ルートと治安。
駅から5分でも、暗い道や人通りの少ないエリアは不安が残ります。
Googleマップのストリートビューなどで周辺環境も確認しておきましょう。
■ ③ 内見では「水回り」と「音漏れ」をチェック
初めての内見では間取りや日当たりに目が行きがちですが、お風呂・トイレ・キッチンの清潔感や使い勝手は要チェック。
また、壁が薄い物件では隣室の生活音が気になることも。
日中だけでなく、できれば夕方以降にも周囲の音を確認しておくと安心です。
■ ④ 初期費用は家賃の4〜6ヶ月分かかる
物件によっては、敷金・礼金・仲介手数料・鍵交換費用・火災保険料などでまとまった金額が必要です。
たとえば家賃6万円でも、初期費用が25万円を超えることは珍しくありません。
「初期費用を抑えたい人」は、礼金ゼロ・仲介手数料ゼロ物件などで探すのも手です。
■ ⑤ ネット環境や収納スペースも忘れずに
今の時代、インターネット環境が整っているかも重要なポイントです。
在宅ワークや動画視聴が多い人は、無料Wi-Fi付きや高速回線対応の物件を選びましょう。
また、意外と見落としがちなのが収納の広さ。
部屋は広くても収納が少ないと、荷物があふれてしまいます。
■ まとめ
一人暮らしの物件選びで大切なのは、「実際の生活をイメージして選ぶこと」です。
家賃や広さだけでなく、周辺環境・設備・将来の生活スタイルも考慮して、後悔のない住まい選びをしましょう。
賃貸情報サイトや引っ越し見積もりサービスを活用して、納得のいく新生活のスタートを切ってくださいね。